カサブランカグループ誕生秘話

<前回までの内容> 離婚を機にデリヘル嬢として働き始め人気嬢となるも、その店の女性オーナーに憧れて独立。平成17年11月16日に「カサブランカ」を開業。睡魔と戦いながらドタバタな毎日を送り、1年足らずでコンセプトの違う店を3店舗オープン。しかし、直ぐに結果は出なかったらしい。

前号の続きになりますが、カサブランカグループの広告戦略について伺いたいのですが。
オープン間もないデリヘルって、女の子は少ないし、知名度がないから電話も鳴リにくいんです。とは言っても、運転資金が豊富にあるわけじゃないから、風俗情報誌に掲載するような余裕もなくて、ウェブサイトに力を入れざるを得なかったんです。だから、特別な戦略があったというより、現実的にはネットの広告しか出せなかったんです。
しかし、結果的には成功しているように思えますが・・・。
時代の流れや運もあるんでしょうけど、予算がなかったからこそ、オフィシャルサイトやブログ(バツイチママのデリヘル開業日記)の更新には力を入れましたね。他にも独白のキャンペーンも色々やったし、女の子の写真にもこだわったかな、でも、それって他のお店でもやっていることだと思うので、何が正解だったのかは未だに謎(笑)。
とはいえ、動画を取り入れたり、マッサージや待ち合わせの店を作るなど、グループ店のジャンルは多岐にわたりますよね?
マリーマリーを作った理由(前号参照)と同じで、せっかく面接に来てくれだのだから、その女の子が働きやすい(稼げる)お店があれば良いなって・・・思っているうちに店が増えた感じかな。だからって、やみくもに店を増やしたわけじゃないですよ。
店が増えればスタッフの数も増えますよね。それでも今なお現場で働く理由は?
う~ん、働いてないと不安というか、ジッとしていられない性分なんです。きっと貧乏症なんてしょうね(笑)。ていうか、女の子もスタッフも本当に一生懸命働いてくれるから、自分だけ休めない・・・ていうのが本音かな。

初心忘れるべからず。そんな気持ちで頑張ります。

「秘密の電停」以降、新しい店ができていませんが、今後の展開を教えてもらえますか?
カサブランカグループは5年間で7店舗になりました。お陰さまでどの店もお客様から沢山の電話をいただいておりますが、それはスタッフや女の子の努力の結果なんです。だからといって今のままでいいとは思っていません。こうして店が増えたからこそ、改めてカサブランカグループの名に恥じない店作りをして行こうと思っているんです。ですから、今は新しい店を作ることよりも、それぞれの店のクオリティをさらに高めることが大切だと思っています。
ところで、男性読者以外にも、同じ業界で働く女性もこの記事を読んでいると思いますが、何かメッセージをお願いします。
このお仕事を始めた理由は人それぞれだと思いますが、正直な話、風俗で働くから必ず稼げるとは限リません。だけど驚くほど稼いでいる人がいるのも事実なんです。大切なのは容姿やスタイルじゃなく、愛される人であるかどうか、ただそれだけ。この仕事を始めようと思った時に振り絞った勇気を思い出して、お客様に可愛がっていただける女の子でいられるように努力してください。
ありがとうございます。なんか説得力のあるメッセージですね。
なんか格好イイコト言いすぎたかも(笑)。でも、今言ったことは、うちの女の子達へのメッセージでもあるし、自分自身へのメッセージでもあるの。女の子やスタッフが増えてくると、どうしても細かいところまで目が行き届きにくくなるんです。そうすると、結局はお客様にご迷惑をかけてしまうことになるので、今一度、開業当所の「お客様に愛されるお店を作ろう」という初心に帰って頑張ろうと思っているんです。まだまだ至らぬ点が多いと思いますが、これからもカサブランカグループをよろしくお願いいたします。
ホームに戻る

真面目な風俗グループ・カサブランカ

ページトップへ